2011年7月24日

夏バテ

こんにちは。 NOBASHIYA+の奥倉です。
暑い日が続いていますが夏バテせずに楽しくすごせていますか?
先日、夏バテに良い食べ物の質問を受けたのでこちらでも簡単にご紹介したいと思います。

まず夏バテにははっきりとした定義があるわけではありません。いくつかの特徴的な症状を総称して「夏バテ」と言います。代表的な症状には食欲不振、消化不良、倦怠感、下痢などがあります。胃腸症状だけでなく、メンタル面まで夏バテの症状はたくさんあります。これらの症状をまとめて夏バテというわけです。

夏バテは日常生活に支障が出るほどの重大な症状を伴わないことがほとんどになりますので、特に対策せず、秋がくるのを待つという方が多いですね。

夏バテによって必要なエネルギーが体内に入らなくなると元気も出ないですし、ダラダラと1日が過ぎていくような日々が続くようになります。
しっかり食べて夏バテを乗り切り、暑い夏を楽しく過ごしましょう!
夏バテの防止のためには、きちんとバランスの取れた食事が必須です。ただ、食欲がない時に無理をして食べると気分が悪くなり、嘔吐してしまったりする原因になります。無理はしないようにしましょう。

食欲がない時は、体力を維持するために役立つ食材を効率良く摂るようにして下さい。良質のタンパク質はかなり効果的な栄養素です。暑いとどうしても冷たい麺類などを食べてしまいがちですが、麺類で食事を済ませる時は少しでも良いので肉、魚、豆類などをトッピングすることをお勧めします。

また、ビタミンB群も夏バテ対策には積極的に摂り入れたい栄養素です。ビタミンB群は代謝機能の働きを高めてくれるため、疲労回復にはとても効果的なのです。中でも糖代謝を高めるビタミンB1は有効です。ビタミンB1は豚肉ウナギ納豆玄米などに多く含まれています。ビタミンB群はお互いに助け合って作用する効果もあるため、ビタミンB1を摂る時は、レバー魚類ナッツなど他のビタミンB群を含む食材と一緒に食べるようにすることを心掛けるようにしましょう。

後は辛い物もおススメです。どのスパイスにも共通していることが発汗、消化促進、抗酸化作用などです。組み合わせて食べることでさらに効果が高まって食欲を増進させてくれます。ただ、スパイスの成分は胃や小腸で吸収されやすいので食べ過ぎには注意して下さい。


水分補給ももちろん大切ですが、冷たい飲み物ばかりを大量に飲むと血中のナトリウムが薄まって低ナトリウム血症を起こす危険性があります。ですから、飲み物を飲む時は塩分やミネラルを含んだスポーツドリンクなどがお勧めです。ただし、スポーツドリンクの中には、糖分をたくさん含んでいるものもあります。糖分が気になる場合は水で薄めて飲むようにしましょう。


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